2022/02/22
仰向けで寝ると息苦しいのはなぜ。
こんにちは鳥取県湯梨浜町にあるヨコヤマバランス整体院長の横山です。
睡眠時の姿勢で最も負担のない姿勢は仰向けです。
しかし仰向けで寝ると息苦しい、腰や背中が痛いと訴えられる方が非常に多いのです。
仰向けで寝ると息苦しいのは姿勢が深く関わっています。
このブログでは姿勢に着目し原因と改善方法を解説します。
仰向けで寝ると苦しい理由
仰向けで寝ると息苦しい理由は大きく分けて2つ
その1 反り腰が原因
反り腰とは骨盤の前傾が強くなり過ぎる事で腰骨が圧迫された状態です。（腰の反り過ぎ）
腰の反りが強過ぎると背中を必要以上に丸めて姿勢を保ちます。その結果、極度の猫背になり仰向けで寝た際、舌が落ち気道がふさがりやすくなり息苦しさを感じます。反り腰は起床時の腰痛にもつながります。
その2 敷布団がフカフカすぎる
敷布団がフカフカ過ぎるとお尻が深く沈む事で寝返りをうてず長時間反り腰の姿勢を作ってしまいます。
※余談ですが人間は寝返りうつ事で身体の歪みを取っていると言われています。
自然治癒力ってやつですね。
反り腰になる原因
足立慶友医療コラムによると
①筋肉のバランスが崩れる
腹筋や背筋の筋バランスが崩れる事による反り腰
②体重の増加
妊娠や体重増加の為、前方に傾いた姿勢を正す為に腰を反らす。
③ヒールなどの高い靴の使用
ヒールが高い靴は足の前方に体重がかかりやすく前方に傾いた姿勢を正す為に腰を反らす。
反り腰を放っておくと腰を反らす筋肉が硬くなり慢性腰痛の原因になります。
そればかりか脊柱管狭窄症や坐骨神経痛にも繋がります。
体重増加による反り腰の方は減量する事で改善に繋がります。※妊娠は除く
反り腰のチェック
硬い床などで仰向けに寝た状態で腰に手を入れ、手のひら1枚以上入れば反り腰の可能性があります。
仰向けで寝た時点で腰が痛い膝を曲げると楽になるという方は反り腰の可能性が非常に高いです。
反り腰を改善ストレッチを紹介します。
反り腰改善へのストレッチ
それではストレッチです。※左足のストレッチを解説してます。
①初めに右足を伸ばし左足は曲げます。
※注意 足はお尻の下に入れない事。
②次に左太ももが伸びるように体を倒します。
床にお腹をゆっくり押し付ける事で太ももの筋肉がストレッチされます。痛気持ちいい程度が目安です。
この時の注意点です。腰を反らさない
膝をあげない
このストレッチは太ももを伸ばすのが目的です。
※体を床にペッタリ付かせるのが目的ではありません。
回数は毎日続けられる回数を設定してください。10秒×3セットなど
コツコツでいいので明日からではなく今から行動することが改善への一歩です。
腰を反るストレッチは痛める可能性があるので辞めましょう。
まとめ
仰向けで寝ると息苦しい理由はフカフカの布団と反り腰が原因
反り腰や布団が原因で舌が落ち気道を狭くし息苦しさが出る。
反り腰は起床時の腰痛にもつながる
高いヒールはなるべく避ける
体重増加によるお腹ポッコリの方は痩せる
腹筋を鍛えて太ももの筋肉を緩める
以上
素早く行動することで改善する事が出来ます。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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